こんにちは、ひろまい(@hiromy_gadget)です。
みなさんは、洗濯機で洗ったものを部屋干しする場合に衣類の生乾き臭が気になったことはありませんか?
梅雨の季節や外に干したくないものはどうしても部屋干しをすることになってしまいますよね。
でもその時に避けて通れないものが生乾きの臭いだと思います。
部屋干し臭の原因
部屋干しをした際の生乾きの臭いは、洗濯物が濡れている状態が長く続いてしまうことで雑菌が繁殖してしまい発生します。
そのため、洗濯物に風を当てる事で湿気を飛ばし早く乾かすことが生乾きの匂いを抑えるのに重要になります。
扇風機とサーキュレーターでは仕組みが違っていて、扇風機はやさしい風を直接身体に当てることで涼しくするものです。そのため風量が弱く、風が広がっていくため遠くまでとどきません。
一方、サーキュレーターは部屋の中の空気を循環させ行き渡らせることを目的としているため、風量が強く、直進性があるため遠くまで風が届きます。エアコンと併用して使われることが多いです。
両者の違いから、洗濯物を早く乾かすためにはサーキュレーターの方が向いているのです。
そこで今回は、アイリスオーヤマの”サーキュレータアイ DC JET“シリーズの”PCF -SDC15T-W”を購入しました。
モデルごとの違い
1. 各シリーズの特徴
アイリスオーヤマのサーキュレーターには、安価な”マカロン型”、使いやすい”ベーシックモデル”、機能性に優れた”サーキュレーターアイ”の3つのシリーズがあります。
①マカロン型は軽量・コンパクトで機能も必要最低限で値段が一番安価なモデルです。 風量調整が3段階で首振りが左右のみ自動で、上下は手動で角度を変更する仕様になっています。
②ベーシックモデルは風量調整が5段階変更できて、360°自動で首振りできるモデルになっており、値段と機能のバランスが取れているモデルです。
③サーキュレーターアイシリーズはベーシックモデルに備わっている機能はもちろんのこと。
風量調整が10段階可能になり、最大24畳までの広さにまで対応しています(ファンの直経15cm“DCJET”モデルの場合)。
2. モーターの違い
モーターには”ACモーター”と”DCモーター”の2種類があります。
DCモーターに比べて、ACモーターは価格が安いのでコストパフォーマンスに優れています。
一方DCモーターは価格は高くなりますが、パワフルになり対応畳数も増え、電気代も安くなり、動作音が静かになります。
3. その他の機能
サーキュレータアイシリーズになりますが、音声で操作できるモデル、標準の切タイマーに加え”入タイマー”が追加されたモデルがあります。
購入した決め手
①隣り合う部屋の両方(合計15畳)の空気を循環させるために、その倍(30畳)近くに対応する風量が必要
②少しでも動作音が小さいモデルが欲しい
③設置面積を考え、なるべく小型ものがいい
④音声操作や入タイマーには必要性は感じない
以上の理由から、”サーキュレータアイ DCJET PCF-SDC15T”を購入しました。
開封
1. バッケージ
2. デザイン
①本体正面
②本体背面
③前面操作パネル
④リモコン
⑤本体上部
機能紹介
①電源を入れると前回使用した設定で再開される(ACアダプターを抜いてしまうと設定がリセットされる)
②首ふりは左右のみ(60度・90度・120度)に振り幅を変更可能
③送風モードは、セットした風量で一定の強さで作動する”連続モード”、強さを自動で変えることで自然に近い風を再現する”リズムモード(3段階調整可能)”、左右の首振りの角度によって風の強さを変化させ左右にある衣類もしっかり風が当たるようにする”衣類乾燥モード(3段階調整可能)”の3種類がある
④切タイマーは、2時間・4時間・8時間に設定できる
良かったところ
①エアコンの除湿モードなどと合わせて使うことで洗濯物の乾きが早くなり、部屋で干したときの嫌な臭いがしなくなった
②上下の首ふり範囲が75度と広く、ほぼ真上まで向けることができるため、洗濯物との距離を近くにでき設置場所に困りにくい
③風がパワフルで隣接する部屋同士の空気をしっかり循環できる
④ACアダプターをコンセントから抜かなければ、電源をオフにしても直前に使った設定を記憶しているのですぐに好みの設定で開始できる
⑤眩しい時には操作部のLEDランプの明るさを調整できる
⑥前面ガードが簡単に外せるため簡単に掃除できる
残念なところ
①風量レベル5からうるさく感じ、レベル7を超えてくると同じ部屋にいると作業に集中できなくなるくらい音が大きくなる(私の用途ではレベル3でも風量に不満はなかった)
②梅雨の時期など部屋の湿気が多い場合、ジーパンなどの厚めの生地の乾く速さが期待したほど向上しなかった(早く乾かしたい場合は除湿器も必要になる)
③電源ケーブルが少し短いため(約1.8m)延長ケーブルが必要になる場合がある
④手動で角度調整ができないため、思った角度に設定するのに時間がかかってしまう
⑤上下方向の首ふり範囲の調整ができない
⑥電源を切った後、初期位置に戻り切る途中でコンセントを抜いてしまうと中途半端な状態で止まってしまう(正常な位置に戻したいときは、電源を入れて首ふりスイッチを押した後、ずれが戻るまで待っていなければならない)
まとめ
残念に思うところもありましたが、この商品を購入して大変満足しています。
何より雨の日にも生乾きの臭いを気にすることが減ったのがすごく良かったです。
さらに臭いを気にせずに部屋干しをしたい場合は”除湿器との併用”をお勧めします。
また、エアコンの温度設定を弱くしてサーキュレーターと同時に使用することで電気代にもやさしくなります。
除湿機能付きサーキュレーター(KIJDC-K80 / IJDC-K80)も発売されています
最後までご覧いただきありがとうございました。
この商品を検討されている方の少しでも参考になれば幸いです。
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