iPhone 14 ProからiPhone 15 Proに変更してみて気づいたこと【レビュー】

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 こんにちは、ひろまい(@hiromy_gadget)です。

 発売から1日遅れでアップルストアの店舗でiPhone 15 Proを受け取ってきました。以前はiPhone 14 Proを使用していたので、1年での機種変更になります。

 購入したモデルの容量は以前の機種と同じ256GB、カラーはナチュラルチタニウムにしました。iPhone 14 Proがスペースブラックなので色の違いを楽しむために選びましたが、落ち着いた色で目立つのが苦手な筆者に合っていてお気に入りです。

 iPhone 14 Proと比べて大幅な進化はありませんが、約2ヶ月使い続けたことで気づいたことや使い勝手の違いなどをまとめていきます。

目次

どうして購入したのか

 iPhone Proシリーズは年々重くなってきていて片手で長時間持つと辛くなるようになってきています。ベッドにうつ伏せになりながら使っていた時、顔に落下させてからというものスマホの重量を特に気にするようになりました。新型iPhoneが軽くなるというので期待を込めて購入することに。

 またiPhoneはリセールバリューが高いことも購入するハードルを下げてくれました。以前使用していた機種を高値で買い取ってもらうことで追加の資金をあまり出さずに新機種に買い替えることが可能です。ちなみにラクウルのキャンペーン期間中に申し込んだので12万5千円で買い取りしてもらえました。(クーポンを同時に利用したので+3千円の12万8千円になりました)

iPhone 14 Proからの主な進化点

 本体側面の素材がステンレスからチタニウムに変更されたことで軽くなりました。iPhone 14 Proとの差は約19gと違いが無いように感じるかもしれませんが、実際に店頭でiPhone 15 Proを持ってみると、所有しているiPhone 14 Proより一回り小さくなったように錯覚してしまうほど違いを感じました。(サイズは高さ・幅ともに0.9mm小さくなりましたが、厚さはむしろ0.4mm増しています)

 ようやくUSB-Cが採用されたことで15 Pro/Pro Maxモデルのみデータ転送速度が最大10Gbps(USB 3.2 Gen 2規格)にアップし、大容量のデータを外部ストレージとやり取りするのが高速になりました。Lightning搭載のiPhoneではケーブルで外部ディスプレイへ接続したときの解像度がフルHDまでであるのに対して、USB-Cが搭載されたモデルでは4K/60Hzまでのディスプレイに映し出すことができるようになりました。

画像左がiPhone 15 ProのUSB-C端子

 そしてアクションボタンが追加され機能を割り当てられカスタマイズすることができるようになりました。アクションボタンにはマナーモードのON/OFF以外にカメラの起動、フラッシュライト、自分で設定したショートカットを登録するなど8つの機能の中から1つ選択してボタンに割り当てられます。マナーモード切り替えはコントロールセンサーからも変更できるのでアクションボタンには別の機能を設定するのをおすすめします。(筆者は決済アプリが起動されるようにしています)

使用頻度の高いアプリや自分で作成したショートカットを設定できる

 その他にはSoCチップがA17 Proに進化して処理性能が高くなったことはもちろん。ガラスや水面などに反射する映像の表現力が飛躍的に向上するレイトレーシングに対応したことで、リアリティのある綺麗な映像でゲームをプレイできるようになります。(まだレイトレーシングに対応するゲームは少ないですが…)

しばらく使ってみて気づいたこと

良かった点

持ちやすくなった

 2台を比較してみると重量のバランスが15 Proの方が中心に近いことで数値以上に軽く感じたのだと思います。14 Proはバランスは上部のレンズに寄っていて、使用中に落としてしまい保護ガラスにヒビが入ってしまい焦りました。(ディスプレイは無傷でした…)

重心が中央近くにあるのでズレ落ちずにバランスがとれている

 15 Proの重量バランスの優秀さから安心して片手操作できるので、次第に14 Proを触る回数が減っていきました。さらにiPhone 15 Proでは重心点以外にもエッジが丸く加工され握りやすくなっています。これらスペック表だけでは分からない、実際に使用して感じる改良点もあり買い替えたことに満足しています。

カメラ機能のアップデート

 カメラの画質自体に変化はないのですが使い勝手が良くなりました。写真撮影でよく使われる画角である24mm(1.0倍)、28mm(1.2倍)、35mm(1.5倍)への切り替えがワンタッチででき一段と撮影しやすくなりました。

 そしてポートレートモードを選択しなくても通常モードで撮影したデータを後から背景のボケ具合を変更できるようになったことが一番嬉しいポイントでした。

汎用性の高いUSB-C搭載

 iPhoneで撮影した動画や写真をPCへ移動しやすくなりデータ整理が捗っています。またLightningケーブルよりUSB-Cケーブルの方が種類が豊富で入手がしやすく比較的安く購入することができ助かりました。

残念だった点

価格が高い

 円安の影響もありますがiPhone 14 Proと比べて値上がりしています。スペック的には外装の変更とA17 Proチップへの更新にとどまりマイナーチェンジと言えるので、USB-Cや軽量化などに興味がそそられない場合は無理に機種変更する必要はないと思います。

光学5倍ズームがPro Maxにしか搭載されない

 15 Proシリーズではカメラの光学ズームは前モデルの3倍から変わっていないので、光学5倍ズームを体験したい場合はPro Maxしか選択肢がありません。個人的には光学3倍ズームの方が使い勝手がいいので好みですが、カメラスペックが変わらなかったのはガッカリしてしまいました。

付属ケーブルのデータ転送速度が遅い

 付属しているケーブルの最大速度は480Mbps(USB 2.0規格)と以前のLightningケーブルの転送速度と変わらないため、速度アップの恩恵を受けるためには別途対応ケーブルを用意しなければいけません。さらに充電アダプターも付属していないので、USB-C端子に対応したアダプターを持っていないと買い直す必要があり出費がかさんでしまうことも不満に思います。

まとめ

 iPhone 14 Proを売却するまでの1ヶ月間ほど15 Proと交互に使用していると、明らかに持ちやすくなっているのが実感できました。USB-Cがやっと搭載されたことも話題になりましたが、筆者としては機能面よりも軽さのほうを重視していたので期待以上の変化で一番満足度が高かったです。(操作するのが楽しくて時間が経つのが早くなってしまうのは玉にきずですが…)

 新搭載のアクションボタンはまだ上手く使いこなせていませんが、カスタマイズできるようになるだけでも試行錯誤できてガジェット好きとしては嬉しい限りです。

 もし購入を検討される際は、使わなくなった機種があればそれを下取りに出すのをおすすめします。iPhoneなら比較的高く買い取ってもらえるので購入資金の足しになると思います。

 最後までご覧いただきありがとうございました。この記事が参考になれば幸いです。

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