【ASUS GT-AX11000】ゲーミングルーターをレビュー

当ページのリンクには広告が含まれています。

 こんにちは、ひろまい(@hiromy_gadget)です。

最近、ノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどの無線機器が増えてきて通信速度が思うように出なくなってきました。

筆者が今まで使用していた無線LANルーター(NEC製のAterm WG2600HP2)は、6年以上も前に購入した機種だったため、この際に新しく買い換えることにしました。

新しく機種を選ぶ際には、①省電力かつ安定した高速通信が可能なWi-Fi6対応であること、②家じゅうの無線機器を接続しても安定していること、③将来的に長く使えることを重視しました。

以上3点を踏まえ、ASUSから発売されている『ROG Rapture GT-AX11000』を購入しました。

ASUSは、PCパーツや周辺機器など多くの製品を発売していて信頼性が高いメーカーです。

実際に筆者もASUS製のPCパーツ(マザーボード)を使用していて、非常に安定して稼働していることが、このルーターの購入を決めた理由です。

この機種の特徴

  1. トライバンド
  2. Wi-Fi6規格
  3. メッシュWi-Fi

合計3つの帯域(5GHz × 2 + 2.4GHz)を備えていて、複数(36台まで)の無線機器の接続に耐え、高速通信可能なモデルです。

また、最近のスマートフォンやタブレットなどに搭載されているWi-Fi6にも対応していて、安定した高速通信ができるようになります。

さらに、ASUS製のルーター同士を接続しメッシュWi-Fiを構築できる『AiMesh』にも対応していて、将来的に通信エリアを拡大することもできます。

この記事では、『ROG Rapture GT-AX11000』を2ヶ月ほど使用した感想や、良かったところ、残念なところをまとめていきたいと思います。

目次

購入を決めた理由

筆者は最近、NURO光のインターネット回線を新しく契約しました。

結果は、有線接続での回線速度が700Mbps近く出るようになり非常に満足していました。

有線接続の時は700Mbps前後を安定して記録している

しかし一方で、無線接続において回線速度が180Mbps前後しか出ず、有線接続と開きがありました。

以前のルーターでは無線接続時ではかなり速度が落ち込んでしまった

また、無線機器が増えたことにより、同時に複数台接続しているとネット通信が安定せず、動画を視聴する際に待たされるようになり、どうにか改善したいと考えていました。

そこで今回、新たに導入した『ROG Rapture GT-AX11000』は、接続推奨台数が36台と一般家庭では十分なほどの台数をカバーすることが可能です。

また、高速通信が可能な5GHz帯が2つ、障害物に強く遠くまで電波が届く2.4GHz帯が1つトライバンドを搭載しています。

5GHz帯が2つ、2.4GHz帯が1つの計3つの帯域を備える

これら3つの帯域を自動で選択して空いてる帯域に無線機器を振り分けてくれるスマートコネクトバンド機能もあります。この機能のおかげで、全ての無線機器で最適な通信が可能になり、通信を待たされることなくインターネットを楽しむことができるようになります。

3つの帯域に自動で無線機器を振り分けてくれる

以上、接続可能台数の多さトライバンドが決め手となり購入に至りました。

開封

外観

正方形のデザインで大きな外部アンテナが8本もあり、電波を遠くまで届けてくれそうな安心感があります。

筐体が大きく本体内のスペースに余裕があるため、冷却効率が上がり熱で性能が落ちることもありません。

サイズ

アンテナを立てると床面からの高さが約17cmある

本体にアンテナを8本全て取り付けると、横幅・奥行き共に32cmになります。

さらに、アンテナを含めると床面からの高さは約17cmあり、縦方向にもスペースが必要になるため、設置する場所には注意が必要です。

また設置する際には、ルーターは床面から1m以上高い場所に置くことで、より電波が遠くまで届くようになります。

AURA RGB

天面のROGマークはRGB LEDになっている
点滅する色を自由に設定できる他、パターン設定もできる

本体天面の中央にあるROGマークはカッコよく光ります。

点滅する色を自由に設定できたり、光るパターンもレインボーなど5種類の中から変更でき自分好みのカスタマイズが可能です。

実際に使用してみて

まず初めに感心したことが、初期設定の手軽さでした。

スマートフォンのアプリをインストールし、クイックセットアップ画面の指示通りに進めることで10分もかからずに設定が終わりました。

わずらわしい初期設定がかなり簡略化されているので、苦手な人でも迷うことはないと思います。

そして、一番の不満点だったスマートフォンなどの無線機器での回線速度が劇的に改善しました。

Wi-Fi6に対応しているiPhone 12 Proで回線速度を測ってみると、400Mbpsを超え4K動画でも待たされることもなくサクサク観れるようになりました。

GT-AX11000では無線接続時でも有線接続とあまり変わらない速度が出ている

さらに、鉄筋コンクリート造の建物で2つ隣の部屋で計測したところ、200MB/s以上を記録し動画視聴も問題ありませんでした。

2つ隣の部屋で計測したところ、200Mbps以上出るほど接続可能エリアが広い

また、我が家では15台ほど無線機器をつなげていますが、同時に通信しても特にテンポが悪くなったりはせず安定していて、長時間の動画を複数視聴していても、途切れたりせず快適に作業できています。

そしてQoS機能もあり、動画ストリーミング・ゲーム・ビデオ会議などから優先させたい通信を設定することができます。

この機能のおかげで、無線で接続していても、重要なビデオ会議を優先して通信することができ、途中で不安定になったり途切れたりすることは一切ありませんでした。

またリブートスケジューラーが優秀で、設定した曜日と時間で自動的に再起動してくれるので、システム全体が不安定になることもなく、安定した動作を常に保てており非常に気に入っています。

良かったところ

  1. 無線接続での回線速度が安定した
    トライバンドにより多くの通信機器を使用していても、一切待たされることなくネット通信が可能で不満が解消されました。
  2. 初期設定が簡単
    初回の設定はスマホのアプリからでも可能で、全く悩むこと無く完了できました。
  3. ルーターから一番離れた部屋でも電波が届くようになった
    以前使用していたルーターでは頻繁に途切れていたのに対して、比較的安定した通信が可能で回線が途切れることがなくなりました。

残念だったところ

  1. サイズがかなり大きく、設置場所に困る
    デザインが正方形で、横置きしかできないため狭いスペースに隠して設置することができません。
    (ルーターの幅と奥行きが共に約32cm、アンテナ込みで高さ約17cm)
    設置する棚を購入する際に丁度良い幅の物がなく選ぶのに苦労しました。
  2. 価格が高い
    値段が高く、高性能なルーターが3台ほど購入できてしまいます。
    回線速度にそれほどこだわりがない方や、家庭内の無線機器がそれほど多くない方にはオーバースペックになってしまいます。

まとめ

新しく導入した 『ROG Rapture GT-AX11000』 は、超高速回線であるNuro光を思う存分に活かすことができ、毎日がとても快適になりました。

値段も安くないので、購入するまでかなりの時間悩みましたが、通信環境がガラッと良くなったため、価格以上の価値を感じています。

今後、ASUSのメッシュWi-Fiシステムである『AiMesh』を導入して、ネット環境をさらに強化していこうと考えています。

その時は、当ブログでその様子も記事にしていきます。

AiMesh《メッシュWi-Fi》を導入しました!


今回は以上になります。

最後までご覧頂きありがとうございました。

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次