こんにちは、ひろまい(@hiromy_gadget)です。
念願の『REALFORCE R3(R3HC11)』を手に入れてから約1年間が過ぎました。非常に安定していてトラブルもなく使えているので、長い文章を打つときには手放せなくなるほど非常に満足しています!
筆者は通販で購入したため実際に試す機会がなく自分に合うのか心配でしたが、開封してキーボードを使い始めるとタッチの感覚が独特で心地よく、作業が終わっていても用もなくタイピングしてしまうほど気に入ってしまいました。
また、REALFORCEの良さはそれだけではなく10年以上もの間使い続けられる耐久性も魅力の一つだと思います。これほど長い間使用できるのならばコストーパフォーマンスが良いと言えるのではないのでしょうか。
一方悩ましい点として、『REALFORCE』シリーズにはキー荷重(キーを押し込む時の重さ)、テンキーのありなし、日本語配列なのか英語配列なのかなどの違いで複数のモデルが存在します。そのためどのキーボードを購入するか非常に悩んでしまうと思います。
そこで、購入するに至った決め手や実際に購入してほぼ毎日使用していて良かったところ、気になったところを自分なりにまとめていきます。ご検討する際の参考になれば幸いです。
R3HC11(日本語配列・静音・キー荷重45g)モデルを購入した理由は?
R3HC11の特徴
- テンキーレス
- フルNキーロールオーバー(有線接続時)
- 静音スイッチ搭載
- APC対応(キースイッチを押したときに作動する深さを4段階から変更可能)
- 有線接続と無線接続(Bluetooth)両対応のハイブリッドモデル
- キー荷重45g
まず筆者が購入するモデルを選ぶ時に重視した点は、テンキーレスモデルであることです。テンキーの使用頻度があまりない場面が多かったのと、FPSなどのパソコンゲームでも使いたかったためキーボードからマウスの移動距離が少なくて済むものが必要でした。
これもゲーム用途になりますが、フルNキーロールオーバーに対応していて連続で複数キーを同時に押しても正確に入力できることも【WASD(移動キー)+別のキーの同時押し】が多いゲームをするときには重要だと考えました。さらに、APC設定でキーの反応ポイントを浅くして高速でキー入力できるのもゲームでも有利になると思います。
また、自宅は仕事場とリビングが近いため自分が立てる音を気にせずに集中して作業できるように静音モデルは必須でした。
複数の機器をケーブルを差し替えずに1つのキーボードで行き来できる便利さを知ってしまっていたので、REALFORCEが無線接続が可能になったことは自分にとって購入する最後の後押しになりました。
一方キー荷重に関しては押しやすいと感じる感覚が人それぞれなので、家電量販店などの展示品を触れる機会がありましたら実際に試してみることを強くおすすめします。
付属品
付属品は本体と単3乾電池×2本、そして説明書のみとシンプルになっています。REALFORCE R2(前シリーズ)ではキーキャップ(CtrlとCapsLockの入れ替え用)やキーキャップと基盤の間に挟んで打鍵感を調整するキースペーサーが添付されていましたが、初期設定から変更しない方にとっては付属品数が減り、物が増えず価格も抑えられるのでむしろ良い変更だと思います。
ソフトウェア(REALFORCE CONNECT)
REALFORCE CONNECTを使用する際にはキーボードを有線接続する必要があります!
設定できる項目もCapsLockとCtrlなど好きなキーを入れ替えることが可能であったり、ゲーム中などでWindowsキーを押し間違えないようにキーを無効にする設定もできたり、2つの別のキーマップ(Map AとMap B)に違う設定を割り当てられたりもする機能(例:Map A→仕事用 Map B→ゲーム用)もあるので一通りの機能は備わっています。
つい最近(2023年7月)機能追加のファームウェアアップデートがあり、複数キーの押し合わせをショートカットとして登録できるようになりました。サポートがしっかりしているので安心して長期間使い続けられると思います。
長期間使用してみて
気に入ったところ
- 長時間タイピングしていても余計な力を使わずに打てるためタイプミスが減り疲れづらい
- 発売されて2年以上経つモデルでも機能追加のファームウェア更新がありしっかりサポートされているので安心して使い続けられる(2023年7月にもアップデートあり)
- Bluetooth5.0規格に対応していることもあり自分の環境では途切れたことはなく、接続先の切り替えも待たされずにスムーズにできる
- 複数キーの組み合わせをショートカットとして好きな場所に登録することで、自分にあったキーボード設定(例:Shift+Windowsキー+S【画面切り取りツールの呼び出し】)ができるので所有欲が満たされる
- USBケーブルを挿すと電池ではなくケーブルから給電されるので、バッテリー残量を気にせずにBluetooth(無線)接続することが可能
- このキーボードを使用してPCゲームをしていても反応が良く、キースイッチの耐久性も高いため安定している
残念だったところ
- 奥行があるのでノートパソコンの外部キーボードとして使用するには机がある程度大きくないと窮屈になってしまう
- よく変更するCaps LockとCtrlなどのキーを入れ替えられるようにキーキャップが付属していて欲しかった
- REALFORCE CONNECT(以下、公式ソフト)を使用するときはUSBケーブルを挿さないと何も操作できない
- ファームウェア更新の確認が公式ソフト単体でできないため、公式サイトから手動でファームウェアをダウンロードする必要がある
- 電源が乾電池なのであまり持たない(省電力モードOFFで1日使用して約23%消費された)
まとめ
『REALFORCE』シリーズ初の無線接続対応モデルが発売したということで購入してみましたが結果は大満足でした。公式ソフト単体でファームウェアのダウンロードができなかったりUSBケーブルで接続しないと何も設定ができないなど少し残念な点はありますが、細かなキー設定ができるようになったりと着実に改良されていてユーザーにとって嬉しい変化が多いなと思いました。
キーボード本体の完成度も高く、タイピングの快適さやキースイッチの高い耐久性、そして内臓バッテリーだと使っていくうちに容量が減っていくのを考慮して乾電池での駆動にしているなど、将来的に使い続けられるようにこだわられいています。値段は決して安くありませんが、これらに魅力を感じる方は非常にコストパフォーマンスの良いお勧めのキーボードです。
今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました!
コメント